彦根市高宮の新興住宅団地内に建築した新築住宅。
設計依頼を受けTさん宅を訪問し事情を聞くと、私達が2年前に部分再生を手掛けた住宅の建築主の御子息であった。Tさんは、結婚されて間もなく、私達がこれまで設計依頼を受けた中で最も若い世代である。
設計に入る前に、新しい家に対する御自分達の思いを多くの文章にして渡されている。それを何度も読み返しながら設計作業に入った。若い世代は、かなり思い切ったプランでも柔軟に受け入れられ住みこなせる予感を感じるのだろう。1階は、アイランドキッチンを中心にして各部屋が配置され、2階への階段もリビングの一角に取り込んでいる。1階には「廊下」といわれるスペースは無く、すべてが居住スペースとして有効に使われている。内部については、木造住宅であるが一部の構造柱、又階段に鉄を使用することで、和らいだ空間に少しの緊張感を与えている。
私達は、住宅の外装において無垢の木材をあらわし多用するが、サイディングの外装が大半の新興住宅団地の中で少し特異な存在感を見せている。




外形の計画案模型

外形の計画案模型






