広西省の北端、湖南省との省境に近い三江侗族自治県にある程陽という侗族の暮らす古村をたずねた。
侗族の造る木造建築、なかでも風雨橋と鼓楼が見たくて今回の旅となった。
程陽という古村は、8つの寨(小さな村のこと)が集まってつくられ、その寨それぞれに風雨橋、鼓楼がある。
村の入口にある鳥安寨で永済橋という風雨橋に出会う。
風雨橋は屋根付の橋のことで、永済橋には屋根にさらに5基の塔楼がのっている。橋の内部通路の両側には腰掛けを兼ねる欄干が付いている。橋を造る木材(主に杉)の加工精度は高く、釘は1本も使用されていないという。侗族のもつ高度な木造建築技術を見ることができる。なぜこのような屋根付きの橋を造るのか不明だが腰掛けを兼ねる欄干をみると、村人のコミュニケーション又、娯楽の場所として使用されているようである。 侗族の村にはもう一つシンボルとなる建築、鼓楼がある。鼓楼は寨の中央広場近くにあることが多く、寨の会議又、娯楽の場所として建築されるが、お年寄りのコミュニケーションの場となっている。村内を流れる美しい清流と、古い歴史のある静謐な村の景観。もう一度ゆっくりたずねてみたい村である












侗族の女性は質素で白頭巾が侗族の女性の特徴




2008 撮影

