・築後130年余りの京丹波の民家を曳家して、再生工事に取りかかっている。
・建築主は数年前に土地区画整理事業が決まり、都市計画道路が敷地を横断することから、代々住み続けてきた屋敷の立ち退きを余儀なくされた。
・住まいを解体して立ち退き、新築するか、又は、曳家して再生することが可能なのか相談を受けた。曳家する場合は30m近く曳き、さらに1m位高い新たな敷地へ配置することになる。
・無事施工できるのか、また、工事費は何程なのか、十分な補償は得られるのか、建築主の心配はつきない。しかし、住み継いでゆきたいという建築主の強い意思を受け、補償交渉から建築主をサポートし、曳家再生を実現している。
・建築主の思いに寄り添いながら専門家としてサポートしてゆくことは、私たち設計者の重要な使命であると考えている。
・工事は現在、長屋門・東土蔵・主屋を無事に曳き終え、長屋門・東土蔵は修復が概ね完了し、これより主屋の修復に取りかかることになる。
曳家前写真

・敷地中央に主屋 右に東土蔵 手前に長屋門があった






・主屋の建築は明治22年とみられる




・右に見えるのが主屋 ・左に見えるのが長屋門
曳家工事写真

・手前に見えるのが曳家後の位置にある新設した基礎


・概ね修復が完了した長屋門




・概ね修復が完了した東土蔵



・京都新聞に掲載されました(2018(平成30)年11月29日付)


・中央に主屋 ・右に東土蔵 ・左に長屋門

