木の建築

 豊かな森を有し、木の文化の国といわれる日本。私たちは、古くから、木を使った家をつくり、そこに暮らしてきました。そうした木の建築、家をつくる技術は千数百年以上も前に生まれ進化し、現在まで引き継がれています。伝統的な木の家の意匠や構造は、地域の雨や風や雪といった自然条件に影響を受けながら、その地域の入手し易い材料によって建築されてきました。そうして地域の風土と文化に育まれながら、地域固有の集落が形成され、景観をつくり出してきました。

私たちは地域の伝統の家づくりに学びながら、それらを現代の家づくりに活かし、さらには地域「らしさ」を景観につなげていきたいと考えています。又、地域のもつ土や紙や石などの魅力を引き出しながら、木のデザインと組み合わせ、新しい建築の表現を追求しています。

木の建築

お知らせ

中国民居

事務所の開設以来、住宅の設計が中心となった業務を続けている。事務所の所在地がら、周辺の建築物件は住宅が主で当然のこととも言えます。住宅設計では、幼い頃より木が好きで、その関心は木造住宅となっています。周辺には、伝統技術で建築された多くの民家があり、その民家から多くのものを学びながら、現代の木造住宅に取り入れ設計しています。木造住宅の設計をするなら伝統の技術と造形を継承し、発展させた家を造りたいと常々考えています。

そんな中、数年前に中国の雲南省を旅する機会があり、そこで出会った木造民家の集落の景観が中国民居を旅する発端となっています。その集落の景観は、まるで、日本の農村かと錯覚するものであった。日本の民家の系譜はどこにあるのか、どこから来たのか、そう問いかけながら生来の民家好きも手伝って、中国民居の旅を続けています。

日本・世界の民家