豊かな森を有し、木の文化の国といわれる日本。私たちは、古くから、木を使った家をつくり、そこに暮らしてきました。そうした木の建築、家をつくる技術は千数百年以上も前に生まれ進化し、現在まで引き継がれています。伝統的な木の家の意匠や構造は、地域の雨や風や雪といった自然条件に影響を受けながら、その地域の入手し易い材料によって建築されてきました。そうして地域の風土と文化に育まれながら、地域固有の集落が形成され、景観をつくり出してきました。
私たちは地域の伝統の家づくりに学びながら、それらを現代の家づくりに活かし、さらには地域「らしさ」を景観につなげていきたいと考えています。又、地域のもつ土や紙や石などの魅力を引き出しながら、木のデザインと組み合わせ、新しい建築の表現を追求しています。